mochigoccun’s blog

妊婦の妊娠記録やグルメ、旅行の記録です。衛生病院で9月に出産予定。

無痛分娩 失敗とリスク①

東京衛生病院での計画出産&無痛分娩、結果的に失敗に終わりました。

 

つい先日、順天堂大学での無痛分娩の死産のニュースがありとても悲しい気持ちになりました。

無痛分娩、良い事ばかりに目がいってしまいますが、リスクもあるのですね。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2017091901059&g=soc

 

私の場合は、硬膜外麻酔に失敗されました😰

 

前日入院の夜、背中にチューブを入れ、試しの麻酔を入れられた瞬間に、頭に激痛が!!!

 

麻酔を入れたあと、ちゃんと効いているか右左に身体を動かすのですが、動かそうとした瞬間世界がぐるっと回り、頭が破裂する程の激痛が走りました。

そして嘔吐、。。

もう、はじめて味わった激痛でこのままどうかなってしまうかと思いました。

 

もう言葉にならず、どう言っていたか分からないのですが、看護師さんが先生を呼び戻し、麻酔の刺し直しをされ、漢方薬を処方されました。

 

しかし、少しでも頭を上にあげようとすると頭がぐらっとして激痛。。。

夜ご飯も寝て食べてくださいと、ベッドにおかれました。

 

もう、なにも考えられず、明日お産のために体力をつけなくては、、、と思い食べましたが、寝たまま食べるのは難しいし、横になって汁をすすったりするのは何とも言えない屈辱感がありました。

ここで体力と精神力を大幅に削られ、次の日のお産のスタート時点でグッタリでした。

 

あとで、調べると硬膜外を突き抜けクモ膜まで刺してしまうと、髄液が頭へ漏れ、こういうことが起こるそうです。

 

もしあの時、もう少し頭が働いて、このままお産が大丈夫か聞いていれば、、、

先生がもっとしっかり診察して、一度中止してくれていれば、、、

今も後悔が止まりません。

 

しかし、衛生病院のような大きな病院では、スケジュールが大切なのでしょう。

スケジュール通り、次の日のお産の準備が始まりました。

 

この硬膜外麻酔の失敗は決して、医療ミスではありません。

同意書のリスクにも書いてありました。

 

確率は1%。

まさか、自分に起こるとは思っていなかったのです。

 

でも、起きてしまった。

 

事故は他人事ではないのだと体感した出来事でした涙。